「クリスマスイブには家族とカトリック教会でミサを終えた後、翌日は親戚が集まってプレゼント交換するつもりです」。
論文準備作業に追われる忙しい毎日だが、今度のクリスマスだけはテキサス州に里帰りして家族とともに過ごす予定というダニエル・王(27・米スタンフォード大学院博士課程)氏。
彼は記者との電話インタービューで「カップルで旅行に出掛けたりした友だちが皆、家庭に帰っている」と話している。
米国マスコミは9.11テロ以降高まった、家族と宗教に対する関心に触れ、霊的な平安を求める動きが年末のショッピング熱気を圧倒していると報じた。
ロサンゼルスのある宗教書店で75人の作家と詩人が「危機と回想、癒しの時で」というテーマの集会を開き、関連作品を朗読するなど、霊的目覚めの運動が活発に繰広げられていると24日、 通信が報じた。
身寄りのないホームレースの人が成功して事業家に変身、毎年恵まれない人々を助ける「秘密サンタ」となったという話もクリスマスの話題。
20年間余り人知らず「秘密サン^」が施した金額は数百万ドル。19日にはニューヨークマンハッタンを3日間巡って貧困者に約2万5000ドル(3000万ウォン)を施した。
「金額が重要なのではなく、分ち合えば喜びは倍となって帰ります」。
例年よりも落着いた、暖かい2001年クリスマスを迎えるアメリカの姿だ。
金正眼 credo@donga.com