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朴賛浩、テキサスでまずポストシーズンを!

朴賛浩、テキサスでまずポストシーズンを!

Posted January. 01, 2002 15:37,   

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1994年4月、マイナーリーガーとして米テキサスの地に第一歩を踏み出した時、年俸が1万5000ドルに過ぎなかった朴賛浩(パク・チャンホ、29)。8年後の2002年の彼の年俸は、1420万ドルにのぼるメジャーリーグ特急待遇で、テキサス・レンジャースの最高年俸投手となった。

しかし朴にはまだ、残された目標がある。それはチームと自分がトップの座に就くことだ。去年まで彼は「ナンバーツー」だった。LAドジャースで活動していた時はケビン・ブラウンに押され、第2先発に満足しなければならず、多勝、奪三振など個人記録部門でも首位に立ったことがない。朴の能力に対し、メジャーリーグの専門家が「半信半疑」するのも、このため。所属チームも戦力が振るわずワールドシリーズの優勝は夢見ることもできなかった。

2002年シーズンは、A級から特急投手への跳躍を図るための重要な試験台。所属チームも変え、リーグもアメリカンリーグに変わった。おりしも、テキサスは真のエースが切実なチームだ。まず4月5日、オークランド・アスレチックスとの開幕戦で第一先発としての登板が予想される朴は、エースらしい活躍ぶりを見せなければならない。

テキサスは今年、弱点とされていた投手力を補うため、総力を尽くした。朴をはじめとする先発と抑えが去年とは比べものにならないほど強くなった。強い攻撃力と堅固になった投手陣を盾に、十分にポストシーズン進出を狙えるチームだ。

朴の活躍次第では、個人成績とチーム成績の「二兎」を得ることもできる。

ファンが願う20勝を達成できれば、メジャーリーグ進出後、待望の100勝を果たすことができる。朴は「20勝はいつかは必ず達成しなければならないが、まずはチームがワールドシリーズで優勝できるよう最善を尽くしたい」と新年の抱負を語った。



金相洙 ssoo@donga.com