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アルゼンチン大統領にドゥアルデ氏

Posted January. 03, 2002 09:03,   

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アルゼンチンの新しい大統領に、ペロン党のベテラン政治家、エドゥアルド・ドゥアルデ上院議員が、1日に行われた上・下院合同会議で圧倒的な支持を得て、選出された。

最近の2週間に、臨時大統領を含めて5番目の大統領になったドゥアルデ新任大統領(写真)は、同日、就任演説を通じて「我々は給料、年金、ボーナスを支給する金が全くない」とし、国際社会の理解と協力を求めて、1320億ドルに達する対外債務の一時支払い停止措置を続けることを明らかにした。

ドゥアルデ大統領は、経済危機をもたらした通貨ペソの対ドルレートを固定しているペック制について、「このモデルがすべてのことを奪っていった」と述べ、放棄する意向を明らかにし、前任のアドルフォ・ロドリゲス・サア大統領が打ち出した第3の通貨、「アルヘンティーノ」の発行計画については、はっきりした言及を避け、推進する意思がないことを示唆した。

ドゥアルデ大統領は、銀行に金を預けた国民を保護する措置とともに、政治的には党籍を越えた挙国内閣を今週中に作ると約束した。

ドゥアルデ大統領は、市民暴動で先月21日に下野したデラルア元大統領が残した任期である2003年12月31日までの2年間、大統領職を務めることになる。



洪銀澤 euntack@donga.com