藤田敦司選手、東亜国際マラソン参加へ

２００２年サッカー・ワールドカップ（Ｗ杯）大会の成功を願う大会として、３月１７日ソウルで開かれる２００２年東亜国際マラソン大会に、男子マラソンのアジア新記録（２時間０６分５１秒）保持者、日本マラソン・ランキング１位の藤田敦司選手が参加する。

藤田選手は１日、群馬県前橋市で開かれた、第４６回全日本実業団対抗の駅伝競走大会に出場した後の記者会見で「日韓Ｗ杯の成功を願うために開かれる、東亜国際マラソン大会に出場することを決めた」と公式発表した。

日本選手が韓国のマラソンに参加したことは何度もあったが、日本のランキング１位のマラソナーが韓国の大会に参加するのは今度が初めてだ。

藤田選手は「Ｗ杯が開かれる今年、韓国最高権威を誇るマラソン大会である東亜国際マラソンに、Ｗ杯を共催する日本の代表選手が参加するのは大きな意味合いがあると判断して大会への参加を決めた」と明かした。

これまで韓国のマラソン・ランキング１位選手が日本大会に参加したのは、チョ・ジェヒョン（７４年京都大会）、黄永祚（ファン・ヨンジョ：９２年別府・大分大会）、李鳳柱（イ・ボンジュ：２０００年東京大会）などがいたが、彼らはそれぞれの大会で韓国新記録を更新している。

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