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尹泰植ゲート、官界・マスコミに拡大

Posted January. 04, 2002 09:06,   

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スージ金(キム)殺害事件で拘束されている尹泰植(ユン・テシク)容疑者の政・官界への株式ロビー疑惑を捜査しているソウル地検は、3日、尹容疑者が大株主であるパス21の株主の中で、国税庁事務官の方(バン)某氏(37)とマスコミ社員の2人を召喚して調べた。

検察によると、方氏は99年末、財政経済部の銀行制度課事務官として勤めていた当時、尹容疑者がパス21の指紋認証システムを銀行に取り入れることについて有利な取り計らいを依頼してきた時に肯定的に答え、4、5ヵ月後にパス21の株式1200株を取得したと、されている。

検察は、方氏が有利な取り計らいをした代価として株式を取得した疑いが明らかになれば、拘束令状を請求することにしている。

方氏は、「1株1万ウォンずつ払って株式を買った」と主張していると、されている。検察はまた、同日に召喚したマスコミ社員2人について、株式を受け取ってパス21関連の記事を書いたかどうかを調べた。検察によると、この2人は、去年の1月にパス21の株をそれぞれ、およそ100株ずつ取得した疑いが持たれている。

検察はマスコミ社員たちの株式取得過程で代価性が確認されると、背任の疑いで拘束令状を請求する方針だ。

検察はまた、尹容疑者が去年、情報通信部の某部署に指紋認証システムを無料で設置した事実を確認し、パス21の株200株を額面価格(5000ウォン)で、妻の名義で取得した情報通信部の某局長をまもなく召喚すると発表した。

検察は、最近、李(イ)局長に対して出国禁止措置を取っており、システム設置と関連して株式の取得過程に代価性が確認されれば、刑事処罰する方針だ。

李局長は、「職務とは関係なく、適法な手続きを経て株式を買い入れた」と述べた。

検察は、4日に他のマスコミ社員2人を召喚して調べる方針だと発表した。



李明鍵 gun43@donga.com