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三星電子の半導体、すでに黒字回復か

Posted January. 08, 2002 09:07,   

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今年第1四半期(1〜3月)にならないと、黒字転換が難しいとみられていた三星(サムスン)電子の半導体部門が、すでに去年の第4四半期(10〜12月)に営業黒字を出した可能性が高いという分析が相次いで出ている。 D−RAMの持続的な景気回復と、システムLSI、S−RAMなどの善戦に支えられ、小幅な利益を上げた可能性が高いという。

国内最高の「ドル箱」とされてきた半導体事業部は、半導体の急激な値下げで去年の第3四半期(7〜9月)に3800億ウォンの営業赤字となった。

メリッツ証券の崔錫布(チェ・ソクポ)研究委員は7日、「去年の第4四半期に三星電子が生産販売した半導体数量などを分析したところ、システムLSIで400億ウォン、薄膜トランジスタ方式液晶ディスプレイ(TFT−LCD)で100億ウォン、S−RAMとフラッシュメモリーで1100億ウォンの黒字を出し、D−RAMで1500億ウォンの赤字だったため、半導体全体で差し引き100億ウォン前後の黒字が発生したものとみられる」と述べた。

関心の的となっているD−RAMは、固定取引価格の引き上げとDDR販売の好調などによって、赤字幅が去年の第3四半期の5000億ウォンから1500億ウォンに縮小し、メモリー事業全体としても400億ウォン程度の黒字を出したという。

目を引くのは、大方の半導体専門家らが三星電子半導体部門の第1四半期の営業黒字が3000億ウォン水準になると予想していることだ。

1月上旬から利益を出し始めたD−RAMは、ハイニクス半導体が設備の売却をすれば、利益幅が大きくなり、半導体事業部門全体としても2500億〜3000億ウォン以上の黒字が可能だと、専門家らは分析している。

 



朴庭勳 sunshade@donga.com