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生物化学兵器製造方法 米で15ドルで販売

生物化学兵器製造方法 米で15ドルで販売

Posted January. 15, 2002 09:48,   

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昨年、炭そ菌テロのため厳しい試練を経験した米国で、致命的な生物化学兵器の製造方法を説明した政府研究資料が、まるで料理本のように市中で売られていると、ニューヨークタイムズ紙が13日、報じた。

同紙によると、「細菌の冷凍乾燥と粒子縮小過程」と題した57ページの資料を15ドルで買える。52年に発刊され、一時、秘密扱いに分類されていた同資料には、人間の肺に浸透させる粉末形態の細菌を実験室で製造する方法が掲載れており、テロリストらによっていくらでも悪用される可能性があるとみられる。

また「生物化学の攻撃兵器として、炭そ菌の開発」と「ボツリヌス中毒菌の安定化の方法」など数百種類の「敏感な」研究資料も、政府のインターネットなどを通じて簡単に手に入れられるとされる。

同資料は、米政府が43年から69年まで細菌戦を研究して作成した機密文書で、「情報自由法(Freedom of Information Act)」に沿って数十年前に機密扱いが解除された。生物化学兵器専門家らはこの資料がテロに悪用される素地が多いとし、機密として再分類しなければならないと主張している。米政府も市中販売禁止案を積極的に検討している。



宣大仁 eodls@donga.com