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全豪オープン 1位ヒューイット逆転負け

全豪オープン 1位ヒューイット逆転負け

Posted January. 16, 2002 09:45,   

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韓国女子テニスの看板スター、チョ・ユンジョン(三星証券)が、惜しくもメジャー初勝利を逃した。15日、豪州メルボルンで開かれたメジャーテニス大会の全豪オープン(賞金総額1650万ドル)女子シングルス1回戦。韓国人プレーヤーとして唯一出場した世界ランキング106位のチョ・ユンジョンは、世界ジュニアランキング1位のスベトラナ・クズネチョバ(ロシア)に1時間40分の接戦の末、1対2(3−6、6−2、4−6)で敗れ初戦突破はならなかった。

今大会でワイルドカードを得て昨年USオープンに続き二度目のメジャーの舞台を踏んだチョ・ユンジョンは、クズネチョバの強力なストロークに粘り強くついていったものの、体調不調で勝利につながらなかった。

ゲーム終了後涙まで見せたチョ・ユンジョンは「ゲームの出だしで緊張しすぎて自分のペースを失いとても残念だ。数度チャンスがあったが、そのたびにミスが出た」と残念がった。

「セクシースター」アンナ・クルニコバ(ロシア)は、6番シードのジュスティーヌ・エナン(ベルギー)に0対2(2−6、5−7)で負け、脱落。ゲームの間中、歓声を上げて応援した男性ファンらを残念がらせた。左足を怪我し、昨年の全豪オープン以来1年ぶりにメジャー大会に出場したクルニコバは、負傷の後遺症に苦しみ自滅した。昨年全仏オープンで準決勝に勝ち進んだエナンは「体調の悪いクルニコバに当たったのはラッキーだったが、彼女の人気がありすぎてゲームに集中できなかった」と語った。

2連覇を狙うトップシードのジェニファー・カプリアティ(米国)は、クロアチアのシルビヤ・タラヤを2対0(6−4、6−1)で軽く抑え、緒戦を飾った。カプリアティは昨年同大会で優勝、再起の足がかりとし、豪州ファンの熱い声援を浴びた。

男子シングルスでは世界1位のレイトン・ヒューイット(豪州)が、脚の故障で世界41位のアルベルト・マルティン(スペイン)に1対3(6−1、1−6、4−6、6−7)で逆転負けするという波乱が起きた。メジャー大会で1番シードが初戦落ちしたのは、1990年USオープンでのステファン・エドベリ(スウェーデン)以来のこと。

これで今大会の男子シングルスは、棄権したアンドレ・アガシ(3番シード)、やはり初戦で敗北を喫したグスタフ・クエルテン(2番シード)に続きヒューイットまで「トップ3」が揃って初戦で敗退した。



金鍾錫 kjs0123@donga.com