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腐敗の源泉 損害保険料リベート

Posted January. 17, 2002 10:21,   

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損害保険会社が、保険加入の見返りとして企業と個人に支払ったリベートの金額が年間およそ7000億ウォンにおよぶものと推定されている。これは金融監督院の非公式推定値1000億ウォンの7倍に当たる。

金融研究院が16日、首相室傘下の腐敗防止委員会に提出した資料によると、損保会社が99会計年度(1999年4月〜2000年3月)に提供したリベート金額は計6844億ウォンと推定された。

この金額は同期間中、損保会社が受け取った保険料総額13兆9146億ウォンの4.5%にあたり、保険営業活動に使用された総事業費3兆5034億ウォンの19.5%に該当するばく大な規模だ。

なかでもビルなどを対象にした火災保険は、保険料の24%をリベートとしてビルの所有主に支払ったことが分かった。

リベートは、企業を対象とする法人営業で主に発生し、保険業界では古い習わしとなっていた。

保険会社はリベート資金を設けるために、にせ領収書の発行、にせの工事契約や購買契約を結ぶなど、変則的な方法を使ってきた。

金融研究院のチョン・ジェウク博士は、「企業など保険契約者は、リベート資金を正当に会計処理しないで秘密資金にしたり、個人的に流用している」とし、「保険会社の間違った営業慣行がまた別の深刻な腐敗を招いている」と述べた。



金斗英 nirvana1@donga.com