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ハンナラ党李祥羲議員、来週召喚へ 尹泰植ゲート

ハンナラ党李祥羲議員、来週召喚へ 尹泰植ゲート

Posted January. 17, 2002 10:21,   

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尹泰植(ユン・テシク)ゲートを捜査中のソウル地検は、尹容疑者が大株主をしている会社、パス21から旅行経費の名目で金銭を受け取った野党ハンナラ党の李祥羲(イ・サンヒ)国会議員を来週にも召喚し取り調べを行うと、16日明らかにした。

李議員は、2000年11月、米シリコンバレーで開かれた企業説明会に、パス21など、ベンチャー企業関係者らと一緒に出席、パス21関係者から約2000ドルを受け取ったと、検察は明らかにした。

検察はさらに、尹容疑者やパス21の監査役である金鉉圭(キム・ヒョンギュ)前国会議員と接触して、事業の手助けをした政・官界の人物に対し調査を行うことを検討している。

しかし、検察関係者は「犯罪の容疑のない人物を、疑惑を取り払うという理由で、すべて召喚して調べることはできない」と述べた。さらに、前日召喚され取り調べを受けた金永烈(キム・ヨンリョル)前ソウル経済新聞社長が、パス21の株式9万株を保有、このうち5万9000株を売り、残り3万1000株は、某信用金庫への担保にしたと明らかにした。

検察は、金前社長の株式売却代金が、64億ウォンであることを確認し、この代金と株式を担保として信用金庫から借りた資金の用途を調べている。

金前社長は「尹容疑者に事務所を貸し、その見返りに株を受け取った。株売却代金は、妻の結婚式場の事業がうまくいかず、借金の利子の返済に大半は使った」と陳述した、という。

検察はソウル経済新聞へのパス21の関連記事の掲載に、金前社長が影響力を行使したかどうかについて調べたものの、刑事罰を課すだけの証拠が見つからず、証券会社などに圧力を行使して株を高額で売りさばいた疑いも明るみにならなかったと述べた。



李明鍵 gun43@donga.com