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金大統領「北朝鮮が京義線連結工事を再開する兆し」

金大統領「北朝鮮が京義線連結工事を再開する兆し」

Posted January. 18, 2002 09:44,   

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金大中(キム・デジュン)大統領は17日、「昨日、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)が工事のために設置している建物を修理するなど、鉄道をつなぐ兆しが出たとの報告があった」と述べた。

金大統領は、公務員240人余りを大統領官邸の青瓦台(チョンワデ)に招待した午餐会で、「中国市場が開放されているのに、北側区間14kmがつながれていないため、鉄道や自動車を利用して中国に行くことができない」」と、このように話した。

これに関連して国防部の幹部は、「昨年末から北朝鮮が京義線の復元工事の北側地域である開城市(ケソンシ)のナムチョンゴルなどに設置されている軍部隊のバラックを補修したり、再建築したりする動きが感知されている」と述べ、「工事に投入される兵力も大幅に増えた」と背景について説明した。

また「バラックが比較的、堅固な施設へ補修されている点などから、北朝鮮が京義線の復元工事を再開する意志があると、国防部は判断している」と付け加えた。

政府関係者は「北朝鮮は4月15日、金日成(キム・イルソン)主席の生誕90周年を迎えて開かれるアリラン祝典を韓国のワールドカップと連係させ、外国人観光客が南北を往来することを期待していると聞いた」と述べた。

中国側も韓国のワールドカップ大会の際、自国の観光客が北朝鮮を通じて陸路で韓国に入国するのが経済的だと判断し、北朝鮮側に京義線の連結工事を再開するよう勧めているとされる。

北朝鮮は2000年9月、京義線の北側断絶区間に軍部隊のバラック150棟余りと4000人余りを投入し、京義線の復元工事の準備作業を始めたが、昨年5月以降、工事を全面的に中断していた。



成東基 ysmo@donga.com · esprit@donga.com