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李容湖ゲートで、金泰政元法務長官の口座追跡

李容湖ゲートで、金泰政元法務長官の口座追跡

Posted January. 21, 2002 09:41,   

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「李容湖(イ・ヨンホ)ゲート」を再捜査している車正一(チャ・ジョンイル)特別検事(特検)チームは、2000年5月に事件の捜査を担当していた李徳善(イ・ドクソン)前群山(グンサン)支庁長らの捜査陣を今週中に召喚して調べる方針であることを明らかにした。

特検チーム関係者は「当時の捜査陣の口座追跡と捜査の実務検事3人に対する調査が終り、今週中に李前支庁長らを呼んで調べる」と述べた。

特検チームは、李前支庁長から始めて、光州(クァンジュ)高等検察庁の林梁云(イム・ヤンウン)前次長、釜山(プサン)高等検察庁の任彙潤(イム・フィユン)庁長を順に呼んで、当時李被告を容疑なしとして処理する過程で、検察内部や外部からの依頼、指示があったのか、李被告から金品を受け取ったかどうかなどについて集中的に調べる方針だ。

特検チームはまた、1億ウォンを受け取って当時の任彙潤ソウル地方検察庁長に電話をかけるなど、李被告の弁論を担当していた金泰政(キム・デジョン)元法務部長官と李某、ユ某弁護士など3人の口座に対する押収捜索令状を受け口座を追跡していると明らかにした。特検チームは口座追跡の結果に疑わしい部分が見つかれば、それらを召喚し、事件に関連して違法な依頼をしたり影響力を行使したかどうかなどを調べる方針だ。

一方、ソウル高等裁判所刑事第10部(姜秉燮部長判事)は19日、デヤン綜合信用金庫の前オーナー、金栄俊(キム・ヨンジュン、41、身柄拘束)容疑者が「特検の令状請求は捜査の範囲から外れたもの」だとして出した異議申請を棄却した。

ソウル高裁は決定文で、「金容疑者が李被告の系列会社であるKEP電子の経営権を引き受ける際、会社におよそ303億ウォンの損失を与えた容疑は、李被告と共謀した背任として認められる」とし「これによって、李被告は少なくとも100億ウォン以上の利益を得ており、この金が政官界へのロビー資金として使われた可能性が大きいだけに、これに対する特検の捜査は正当だ」と述べた。

特検チームは、慎承男(シン・スンナム)前検察総長の実弟慎承煥(シン・スンファン)容疑者が昨年5月、近い親戚から公務員への依頼の名目で、8000万ウォンを受け取った事実が追加で確認されたが、李被告の事件とは関連がなく、事件を検察に移すことを決めた。

特検チーム関係者は「依頼対象は検察や金融監督院とは関係がない」と述べた。



myzodan@donga.com