今年から採用規模を増やすと発表した大手企業が増えている。去年冷え込んだ採用市場が徐々に活気を取り戻す見込みだ。
オンライン採用会社のインクルート(www.incruit.com)が22日まとめたところによると、年間売上高500億ウォン以上の上場企業100社を対象に今年の採用計画を調べた結果、調査対象企業の総採用予定人員は去年より41.6%増の2万2936人だった。
業種別では、流通、情報技術(IT)、教育の採用が最も多く、この調査に応じた企業のうち流通と宅配だけでも、全体採用予定人員の62%にあたる1万4257人にのぼる。
IT分野での就職展望も明るい。情報通信が去年(667人)より55%増の1034人、電気電子が36%増の1023人を選ぶ計画だ。
教育は学習誌と幼児教育を中心に、去年の4.7倍にあたる1747人の採用があると予想される。
反面、一般製造業、製薬、石油化学、機械、造船、食品・飲料、外食業などの場合は、去年レベルか、やや小さい規模の採用計画になっている。
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