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民主党の張誠鏜議員、最高裁判決で議員職失う

民主党の張誠鏜議員、最高裁判決で議員職失う

Posted January. 23, 2002 11:55,   

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与党民主党の張誠鏜 (チャン・ソンミン:ソウル)国会議員の選挙事務総長が、2000年の第16代総選挙で、選挙運動員へ手当を不法に支給したことで最高裁で懲役刑が確定し、選挙法の規定で、張議員は議員職を失った。

これで民主党の議席は118席から117席に減った。

最高裁1部(主審・鞖淇源最高裁判事)は22日、2000年4月13日の総選挙で、選挙運動員に数千万ウォンの手当を不法に支給した罪で起訴された、張議員の選挙事務長、権(クォン)ソンテク(42)被告に対する上告審の判決公判で、懲役10カ月、執行猶予2年の原審を確定した。

これによって張議員は「候補者本人が100万ウォン以上の罰金刑の判決を受けたり、選挙事務総長または会計責任者、直系家族などが懲役刑(執行猶予を含む)を言い渡された場合、その候補の当選は無効とする」と規定する「公職選挙・選挙不正法」(選挙法)によって議員資格を失った。

張議員の議員職喪失で空席となったソウル衿川(クムチョン)選挙区では、選挙法の規定によって、8月8日に再選挙が実施されることになった。張議員は本人の犯罪で処罰されたのではないため、選挙法の規定によって、違反をした選挙区では再選挙には出馬できないが、他の選挙には出馬できる。

民主党の張英信(チャン・ヨンシン)前議員とハンナラ党の金栄龜(キム・ヨング)前議員も選挙無効訴訟の最高裁確定判決で議員職を失っている。

控訴審で本人や選挙事務総長の当選無効にあたる刑が言い渡され、最高裁で裁判が進行中の国会議員は、民主党朴容琥 (パク・ヨンホ:仁川西—江華乙)議員とハンナラ党の鄭寅鳳(チョン・インボン:ソウル鐘路)兪成根(ユ・ソンクン:京畿河南)鄭在文(チョン・ジェムン:釜山鎮甲)金浩一(キン・ホイル:馬山合浦)議員の5名だ。

また、最高裁1部(主審李勇雨最高裁判事)は22日、2000年総選挙で、不法選挙広報物を有権者に配布した疑い(選挙法違反)で在宅起訴された金正吉(キム・チョンキル)前行政自治部長官に対する上告審公判で、罰金150万ウォンを言い渡した一審判決を確定した。

このため金前長官は今後5年間被選挙権を失うことになった。



sooh@donga.com