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435万人の前科記録削除へ

Posted January. 24, 2002 09:15,   

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早ければ今年上半期から、拘留、科料、没収など罰金刑未満の宣告を受けた者と起訴猶予者不起訴処分者らが記録から取り除かれる。

これによって昨年末現在、前科者として分類されていた1296万人(国民全体の28%)のうち、約33%の435万人の記録が削除され、前科者から抜け出せるようになる。

政府は23日、関係長官会議で、前科記録の記載と保存方式を改善していくことを決め「前科者を減らすための綜合策」を発表した。

政府はまず、前科記録の概念を縮小・調整し、現在、前科記録を作成する捜査資料表を罰金刑以上の宣告を受けた者に対する「犯罪経歴表(仮称)」と、罰金刑未満の宣告を受けた者、不起訴処分者に対する「捜査経歴表(仮称)」で区分し、捜査経歴表は前科記録から除外する。

また、犯罪経歴の照会対象の範囲を、犯罪捜査と裁判の場合にだけ認め、無罪判決や不起訴処分を受けた事件に対する捜査資料表は、公訴時効など一定期間が経過すれば削除・廃棄する。こうした措置によって、年平均35万人の前科記録の削除が可能になるものと政府はみている。



klimt@donga.com