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牙山に第3の行政新都市開発へ

Posted January. 24, 2002 09:15,   

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忠清南道牙山市(チュンチョンナムド・アサンシ)にある京釜(キョンブ)高速鉄道天安(チョンアン)駅を中心に、人口50万人規模の「行政新都市」が建設されることになった。政府の計画が予定通り進んで、2006年から入居が始まれば、牙山は京幾道果川市(キョンギド・クァチョンシ)、大田(テジョン)に次ぐ「第3の行政新都市」となる。

建設交通部(建交部)は23日、「牙山行政新都市」開発を盛り込んだ、今年の業務計画を発表した。

建設交通部の林寅澤(イム・インテク)長官は、「2004年初めに京釜高速鉄道と、京釜線水原(スウォン)〜天安間の複線電化が完成する時期に合わせて、高速鉄道の天安駅周辺にある876万坪の敷地に新都市を開発する」との意向を明らかにした。林長官によると、第1段階として、今年上半期に100万坪を宅地開発予定地区に指定して、本格開発に取り掛かる。また第2段階として、首都圏の住居、業務、教育機能を分散収容することで、自足機能を備えた新都市として開発していくとしている。

建設交通部の関係者によると、この牙山新都市には、建設交通部と、建設、交通関連の11の機関を、2010年までに段階的に移転させ、果川、大田に次ぐ「第3の行政新都市」とする。建交部と11の機関の職員は、1万5800人にのぼる。

これにともなって、建交部は「牙山行政新都市」に10万戸余りの住宅を建設し、およそ50万人の人口を収容するようにして、将来的には100万人の人口が暮らせるように、基盤を整える方針。

また牙山新都市とソウル間の通勤の便宜を図るため、片道1万ウォン程を想定している高速鉄道料金を、2500ウォン程度に割引きして、通勤者の交通費負担が1カ月15万ウォンを超えないようにする計画だ。

新都市には、ソウルの江南(カンナム)並みの教育環境を提供するため、高校を特殊学群地域に指定して、優秀な学校を積極的に育成するよう関係省庁と協議する。またソウルの大学を積極的に誘致する方針だ。

新都市の中には、およそ10万坪規模のディズニーランドのようなアミューズメントパークを誘致して、首都圏の住民が高速鉄道を利用して週末を過ごせるような、総合アミューズメントパークとして開発する計画だ。

建交部はまた、仁川(インチョン)国際空港周辺地域を開発して、北東アジアのハブ空港として育成するため、金浦(キンポ)埋め立て地とシファ干拓地、永宗島(ヨンジョンド)、松島(ソンド)、ヨンユ島などを含む総合開発計画をまとめる一方、始華(シファ)湖南側の1800万坪の干拓地を、住居、観光用地として開発する方針を決めた。



bonhong@donga.com