Go to contents

米国人の元タリバーン兵捕虜、連邦地裁で予備審理

米国人の元タリバーン兵捕虜、連邦地裁で予備審理

Posted January. 25, 2002 09:25,   

한국어

米国人の元タリバーン兵ジョン・ウォーカー容疑者(20)が24日、法廷に立つために米国に到着した。

在外米国人の殺害計画やアルカイダへの支援など、4件の容疑を受けている同容疑者は22日、厳重な警備の中、C17輸送機に乗ってアフガニスタン南部のカンダハルにある米軍基地を出発し、23日夕方にワシントン・ダレス空港に到着、すぐにアレクサンドリア拘置所に収監された。

ウォーカー容疑者は、24日午前9時に、アレクサンドリア連邦地裁に出頭し、判事の予備審理を受けた。

ウォーカー容疑者は予備審理で、有罪または無罪を主張し、その後召集される大陪審で正式に起訴が決定されれば、裁判の日が決まる。専門家らは、ウォーカー容疑者の裁判が、秋頃に始まるものとみている。

前バージニア州連邦検事ら4人の前検事で構成された弁護団は、ウォーカー容疑者が米軍基地で米連邦捜査局(FBI)要員に陳述した内容が、弁護士の立ち会いなしに行われたことや、ウォーカー容疑者の健康状態が極度に悪化しているという点を取りあげ、法廷で弁論する予定だと、ABC放送は24日報じた。

ホワイトハウスのスポークスマンは、24日「米国に到着したウォーカー容疑者は、もはや公正な裁判が受けられる状態。彼は共謀の容疑を受けているものの、米国人として公正な裁判を受ける権利がある」と述べた。

ウォーカー容疑者は、有罪となっても最大で終身刑が宣告され、死刑は免れる。



鄭美京 mickey@donga.com