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男子はヨハンソン女子はカブリアティ 全豪オープン

男子はヨハンソン女子はカブリアティ 全豪オープン

Posted January. 28, 2002 09:31,   

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トーマス・ヨハンソン(27・スウェーデン)が、テニスの全豪オープンで、生涯初のメジャー大会の優勝を果たす感激を味わった。

ジェ二ファー・カブリアティ(米)は、全豪オープンとの縁を誇示して大会2連覇の金字塔を打ち立てた。

27日、豪州のメルボルン・パークで行われたシーズン初のグランドスラム大会、全豪オープン男子シングルスの決勝。

第16シードのヨハンソンは、試合開始から2時間53分で、第9シードのマラ・サフィン(22・ロシア)に3—1(3—6、6—4、6—4、7—6)で逆転勝ちした。優勝賞金は52万ドル。

これで、ヨハンソンは、1976年ノーシードで優勝したマーク・エドモンス(豪州)以来、もっとも低いシードのチャンピオンという記録を作った。スウェーデン勢の全豪制覇は、マッツ・ビランデルが88年に優勝して以来14年ぶりのことで、メジャー優勝は1992年USオープンで優勝したステパン・エドバリー以来10年ぶりのことである。

同日、自分のコーチが会場までの車の手配を忘れ、タクシーを拾っての慌ただしい会場入りとなったヨハンソンは「あやうく出場できないところだったが、私がきょう優勝したのはラッキーなことだ」と話した。試合中、熱狂的なスウェーデン観衆の応援を受けたことに対し、彼は「ファンの声援がなかったなら、きょうの栄光は有り得ない」として、「ファンと喜びを分かち合いたい」と感想を語った。

27日、誕生日を迎えたサフィンは、2000年USオープンに続き、通算2番目のグランドスラムタイトルの獲得を狙ったが、多様なストロークを駆使したヨハンソンの老練な試合運びに押され、惜しくも夢を実現できなかった。

コンディションの乱調まで重なったサフィンは、サーブが揺れて体力が限界に達し、特有のパワーテニスを駆使できなかった。

全豪オープン8回を含めて、グランドスラム大会25度目の挑戦で初めて覇権を手にしたヨハンンは、冬季練習の間、1週間に2回以上スカッシュに専念したのが、効を奏したと話した。

テニスより速いスカッシュをしたことでストロークが鋭くなり、瞬発力とフットワークにも役立ったと言う。

一方、前日行われた女子シングルス決勝では、カブリアティが強力なライバルのマルチナ・ヒンギス(スイス)を迎えて、2—1(4—6、7—6、9—7、6—2)で逆転勝ちした。

これで、カブリアティは去年に続き、またもヒンギスを破り、2年連続で優勝を果たす喜びを味わい、優勝賞金52万ドルを手にした。



金鍾錫 kjs0123@donga.com