4月から済州島のゴルフ場入場料(グリーンフィー)が、平日非会員で10万8000ウォンから5万4000‾6万4800ウォンに40〜50%引き下げられる。
また、10月からは済州島に韓国人向け免税店がオープンし、1人当たり一回300ドル(約40万ウォン)以内、年に4回まで税金なしのショッピングができるようになる。
財政経済部(財経部)は27日、済州国際都市開発を支援するためにこのような内容を盛り込んだ、租税特例制限法改正案をまとめ、2月の臨時国会に提出することにした。財経部は海外にゴルフツアーに出掛けていた韓国人をはじめ、外国人を誘致できるように、現在済州島にある8つの会員制ゴルフ場と新たに建設される7つのゴルフ場について、税金を大幅削減して入場料を引き下げることにした。
これらによって済州島のゴルフ場入場料は、現行の100ドル(週末)から50‾60ドルになり、日本(150ドル)台湾(82ドル)グァム(70ドル)香港(68ドル)オーストラリア(66ドル)などより安くなる。
10月にオープンする韓国人向け免税店は、免税店で買物をした後、交換券をもらって空港や港で品物を受け取る事前免税方式で運営される。
1人300ドル以内で認められ、ウィスキーは1人100ドル以下1本、タバコは10箱以下で購入できる。300ドルを超過した品物については免税恩典は受けられず、夫婦で600ドルを購入するのも免税にならない。
済州島の先端科学技術団地と投資振興地区、自由貿易地域に入居する企業は、所得税または法人税を3年間100%、以後2年間50 %減免となり、これら企業が輸入する研究器材と資本材についても関税は免除となる。
財経部はこれとともに、所得・法人税の10‾30%を減免する中小企業特別税額減免対象業種に科学・技術サービス、映画、公演、ニュース提供、専門デザイン、パッケージ、観光、老人福祉施設運営の8つの業種を追加することにした。
洪贊善 hcs@donga.com