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税金減額請託事件の捜査進む

Posted January. 31, 2002 09:53,   

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検察は30日、愼承男(シン・スンナム)前検察総長の実弟、愼承煥容疑者が安正男(アン・ジョンナム)前国税庁長に税金減額の請託をした事件を、ソウル地検特殊2部(朴用錫部長検事)に担当させ、捜査に取り掛かったと発表した。

検察は特別検事チーム(特検チーム)から引き渡された事件記録を検討中で、去年11月に出国した安前庁長の所在を探している。

検察は事件関係者全員に出国禁止措置を取り、愼容疑者に1億ウォンを渡して税金の減額を請託したとされている私債業者、崔(チェ)某氏(66)と国税庁関係者を早い時期に召喚して捜査する方針だ。

検察は、国税庁が崔氏から追徴した所得税などの40億ウォンが安前庁長の圧力によって不当に算出されたかどうかを確認するとしている。

崔氏は税金減額請託についての特検チームの捜査が進められた直後に行方を隠したことが分った。

また、検察は愼容疑者に崔氏を紹介し、崔氏の金を運んだとされている愼容疑者の実姉、慎承子(スンジャ)氏も召喚して捜査する方針だ。

特検チームによると、承子氏は去年6月、崔氏から受け取った1億ウォンを数回にわたって4つの口座を通じて愼容疑者に渡したことが分った。



gun43@donga.com