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輸出11カ月連続マイナス

Posted February. 03, 2002 01:56,   

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輸出の減少傾向が日増しに著しくなっている。

産業資源部は1月の輸出が115億2000万ドルと、昨年1月より8.9%減少したと、1日発表した。11カ月連続でマイナスが続き、とくに正月休みのあった昨年1月よりも輸出が減っている。2月には旧正月休みもあるため、2月の輸出はさらに減る可能性が高い。このため、景気回復の兆しが出ている中でも輸出の見込みは不透明だという懸念の声が上がっている。

輸入も昨年の1月より8.7%少ない113億4000万ドルとなった。これによって、1月の貿易収支の黒字は1億8000万ドルにとどまった。これは資本材の輸入が16.2%減り、まだ設備投資が行われていないことを反映している。

輸出総額についても、1月の輸出は去年の月120億〜140億ドルに大きく及ばず、去年7月の114億ドルに次ぐ最低水準となった。

産業資源部の金七斗(キム・チルドゥ)貿易投資室長は「去年の場合、2月までは輸出が好調だったので、相対的に今年1月の増加率はマイナスになったが、去年11月の−17.1%、12月の−19.6%に比べれば減少率は減っている」と説明した。

しかし、産業資源部は今年第2四半期から回復すると予想した輸出見通しを、ここにきて下半期に延ばした。円安、中東情勢の不安要因などにより楽観は厳しいからだ。

輸出先行指数の信用状(LC)到着額も、去年12月には前年同期比−25.7%、今年1月には−33.2%(20日まで)へと激減し、短期見通しはさらに不透明になっている。



申然鐏 ysshin@donga.com