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「宝物情報、相当部分が事実」国情院現地所長が報告

「宝物情報、相当部分が事実」国情院現地所長が報告

Posted February. 03, 2002 01:56,   

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車正一(チャ・ジョンイル)特別検事(特検)チームは1日、1999年12月、国家情報院(国情院)の嚴翼駿(オム・イクジュン、死亡)前第2次長の指示で、木浦(モクポ)海洋警察が珍島(ジンド)近海で水中探査を行った後、国情院木浦出張所が宝物の引き揚げについて「事業者らの主張の相当部分が事実のようにみえる」という前向きな報告書を上部に提出し、厳前次長にまで報告されていた事実を確認した。

これは李起浩(イ・キホ)前大統領経済首席秘書官が「厳前次長から『宝物の埋蔵情報を確認したところ事実ではない』という報告を受けた」と述べたこととは異なり、注目される。

特検チームは、預金保険公社の李亨澤(イ・ヒョンテク)前専務の口座に数千万ウォンから最高1億2000万ウォンまで数回にわたて振り込まれた金と、H銀行の仮名口座を経由した数億ウォンにのぼる金が秘密資金である可能性があるとみて、出処と使い道について調べている。

特検チームはとくに、この金の一部が李容湖(イ・ヨンホ)被告らが提供したという情報をつかみ、関係者を調べている。

特検チームはまた、李亨澤(イ・ヒョンテック)容疑者が2000年8月、江原道鉄原(カンウォンド・チョルウォン)の土地2万7000坪を李容湖被告に2億8000万ウォンで売却する過程で、登記嘱託書の課税標準欄が6500万ウォンから2億6500万ウォンに変造された経緯についても詳しく調べている。

特検チームはさらに、李亨澤容疑者が朝興(チョフン)キャピタルだけでなく、2000年11月には、李容湖被告から「朝興銀行が保有している朝興キャピタリスの債券を帳簿価格の62%で買入れられるようにして欲しい」という要請を受け、朝興銀行の魏聖復(ウィ・ソンボク)頭取に依頼した事実も確認している。

一方、海底宝物引き揚げ事業を主導し李容湖被告の朝興キャピタルの買収過程に介入して朝興銀行の魏頭取に電話で依頼をした容疑などで逮捕状が請求された李亨澤容疑者への令状に対する実質審査が1日午前、ソウル地方裁判所・令状担当の李齊浩(イ・ジェホ)判事の審理で開かれた。

李亨澤容疑者は同日の審査で、「宝物引き揚げ事業にかかわったのは宝物が引き揚げられれば国家的な利益になると考えたからだ」とし「事業者と取り分の約定を結んだ後は、預金保険公社を辞めて本格的に事業に飛び込むつもりでいた」という立場を強調した。

李亨澤容疑者はまた「2000年8月、李容湖被告に江原道鉄原郡の林野2万7000坪を2億8000万ウォンで売ったのは、正当な価格による正常な取り引きだった」とし「魏頭取に李容湖被告が朝興キャピタルを買入れられるように助けて欲しいという趣旨の電話をしたのも、許玉錫(ホ・オクソク、身柄拘束)容疑者の依頼を受けて形式的に電話をかけただけのことだ」と供述した。



myzodan@donga.com