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日本の新外相に川口順子環境相

Posted February. 03, 2002 01:56,   

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日本の小泉純一郎首相は1日、新しい外相に川口順子(61、女)環境相を任命した。

外相は、先月30日の夜、田中真紀子前外相が電撃更迭された後、首相が兼任していた。

小泉首相は当初、緒方貞子前国連難民高等弁務官に外相就任を要請していたが、断られた。

民間人の外相起用は、1979年に第2次大平内閣で起用された大来佐武郎氏以来23年ぶり。

川口新外相は、2000年7月、第2次森嘉朗内閣の発足の際、環境庁長官として入閣、去年1月、政府省庁の改編で初代環境相になり、4月の小泉政権の発足の際、再任されていた。

川口外相は、昨年7月、京都議定書批准のための国際会議で、批准を拒否するアメリカをはじめとする各国の利害関係をじっくりと調整する交渉力をみせ、国際的な知名度もある一方、国内では自然の再生と循環型社会作りのために取り組んできた。

キャリア出身で、東京大学を卒業した後、通産省に入り、主に国際通商問題を担当した。在米公使を経て、地球環境問題を担当する官房審議官を最後に退職した後、93年から民間会社のサントリーの常務を務めた。その後入閣した。

一部では、元の職場の通産省寄りだとの批判もあったが、環境省の職員は「現実的な環境派」と、高く評価する。

しかし、川口新外相がよそ者を受け入れられ難い外務省を掌握し、改革を行えるかどうかは分からない。趣味はクラシック音楽の鑑賞で、1男1女の母親だ。



ksshim@donga.com