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国情院の宝物報告書の流出捜査

Posted February. 04, 2002 09:19,   

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車正一(チャ・ジョンイル)特別検事(特検)チームは3日、G&Gグループの会長李容湖(イ・ヨンホ)被告の身柄を拘束した昨年9月4日以降、預金保険公社の李亨澤(イ・ヒョンテック)前専務らが当時の愼承男(シン・スンナム)検察総長に捜査を中止するよう圧力を加えたという疑惑が提起されたことを受けて、慎前総長を召喚し捜査することを検討している。

特検チームはまた、李容湖被告が宝物の埋蔵可能性を認める国家情報院(国情院)の報告書をみた後、宝物の引き揚げ事業に乗り出したという供述を確保し、国情院の報告書が流出した経緯についても取り調べている。

特検チームは2日、李容湖被告の弁護人だったイム雲熙(イム・ウンヒ)弁護士を召喚、李亨澤容疑者と国情院・金亨允(キム・ヒョンユン、拘束)前経済団長などが、李容湖事件への捜査当時、慎前検察総長に捜査を中止するよう圧力を加えたかどうかについて調べた。

特検チームは、李容湖被告と夫人の崔(チェ)某氏も呼んで、李亨澤容疑者らが昨年9月、慎前総長と接触し、同容疑者が慎前総長の実弟、愼承煥(シン・スンファン、拘束)容疑者に5000万ウォンを送金した事実を知らせて圧力を加えたかどうかについて追及した。

イム弁護士は送金の内訳が含まれた李容湖夫人名義の通帳を保管しており、この事実を李亨澤容疑者にも知らせていたということ。

しかし、イム弁護士は「李亨澤容疑者に通帳を見せたり通帳の写本を渡しておらず、金亨允氏とは一面識もない」と供述したものとされる。

特検チームは、李亨澤容疑者が金氏に慎前総長に会うよう指示したかどうかと、金氏が慎前総長に会ったかどうかを確認することにしている。

これと関連、慎前総長は「中学校の後輩である金氏のことを知っているが、通帳を見たことはなく、金氏がこれと関連し総長の執務室を訪ねてきたこともない。また、わたしに圧力を加えるということはあり得ないこと」と述べた。

特検チームは、国情院の報告書を作成した経緯と、報告書が国情院の嚴翼駿(オム・イクジュン、作故)第2次長のほか、李起浩(イ・ギホ)前大統領経済首席や千容テック(チョン・ヨンテック)、イム東源(イム・ドンウォン)前国情院長にも渡されたかどうかについても捜査することを決めた。

一方、特検チームは8日で一次的な捜査期間の60日が満了することによって、今週初め捜査期間を30日間さらに延長できるよう申請し、中間の捜査結果を発表する予定だ。



丁偉用 viyonz@donga.com