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ハンラ、優勝タイトルを獲得

Posted February. 05, 2002 09:30,   

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優勝の杯は感激にたえないが、その道のりは険しいものだった。

3ピリオド60分間の試合のスコアは5—5。あと1点さえ上げれば「ゴールデンゴール」で勝利が決まる10分間の延長戦でも、引き分けとなり、手に汗を握らせる「勝負シュート」で運命が分れることになった。

しかし、5人のシューターの中で、ハンラはベ・ヨンホとソン・サンウが、現代(ヒョンデ)はイ・スンジェとキム・テワンだけがゴールを入れ、また一人ずつ勝負がつくまで「勝負シュート」。ハンラではベ・ヨンホカードを使い、現代ではキム・テワンを立てた。

ハーフラインからパックを押して前進したベ・ヨンホは、現代のキム・ソンミンを振り切って得点しリードした。ハンラのキム・ソンべは現代のキム・テワンのシュートを体で阻止し優勝を決めた後、両手を持ち上げた。

瞬間、ベンチで肩を組んで勝利を願っていたハンラの選手は、一斉にリンクになだれ込み、優勝を知らせるグループ、クイーンの「We are the champion」がリンクに響き渡った。

ハンラが2001—2002シーズンの江原(カンウォン)道杯コリアアイスホッケーリーグチャンピオン決定(5戦3先勝制)3次戦で、現代を8—7で下し、3連勝を挙げた。1999—2000シーズン以降2年で覇権を手にした。

4日木洞リンクで行われた試合で、ハンラは、3ピリオドと延長戦を合わせた70分間勝負をつけられず、その後の勝負シュートでキム・ソンべの活躍に支えられ、感激の優勝を味わった。去年のチャンピオン決定戦で現代に1勝3敗で敗北を喫したハンラとしては、1年後にその雪辱を果たしたわけだ。

プレーオフ3次戦の対延世(ヨンセ)大戦で勝負シュートによる勝利を導いたキム・ソンべは、チャンピオン決定1、2次戦で数回決定的なチャンスを作り、3次戦の勝負シュートでも殊勲を立て、プレーオフ最優秀選手(MVP)となった。

去年末、結婚した後「チームを優勝させたい」として、ハネムーンまであきらめて結婚式当日の試合に出場する熱意を見せたハンラのFW、シン・ヒョンデは、チャンピオン決定戦3試合で連続して得点をあげるなど、5ゴール2アシスタントでチーム優勝の立役者となった。



金相洙 ssoo@donga.com