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14日南米で、韓国−ウルグアイ戦

Posted February. 06, 2002 09:29,   

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北中米ゴールドカップで、ゴール決定力と守備集中力が不足し、1勝3敗1引き分けのぱっとしない成績に終わった韓国サッカー代表チーム。しかし、ヒディンク監督は「欧州派など海外派が合流すれば、状況は変るだろう」と豪語した。その答えが14日に出る。

14日は、韓国をはじめ、W杯本大会1回戦D組に編成された4カ国が、いっせいに代表チームの評価戦を行う「Aマッチデー」。韓国—ウルグアイ、米国—イタリア、ポルトガルースペイン、ポーランドー北アイルランド戦がこの日、同時に行われる。

6日に米サンディエゴに行き、調子を整えてから南米に移動する韓国は、14日の試合に薛鐗鉉(ソル・ギヒョン、ベルギー)、沈載源(シン・ジェウォン、ドイツ・フランクフルト)、李林生(イ・イムセン、富川SK)、シン・ドングン(延世大)を追加で合流させ、W杯2回の優勝に輝くウルグアイを相手に新しい可能性を模索する。

代表チームがもっとも神経をとがらせているのは、北中米ゴールドカップでもっとも大きな問題点として指摘されたツートップシステム。フランスのアンリのように相手の守備を揺さぶる突破力に優れている薛鐗鉉を合流させ、金度勲(キム・ドフン)、李東国(イ・ドングク)などポストプレーのスタイルと調子を合わせる。薛鐗鉉の所属チームからまだ確答は得ていないが、14日、欧州プロチームの選手の多くが祖国のAマッチに出場するだけに、さほど問題はないというのが、大韓サッカー協会の意見だ。

守備にも、力とスピードの本場、ブンデスリーガで活躍している沈載源の合流が決まり、これまでのラインアップに新しい風を吹き込むものとみられる。ゴールドカップで実力をテストしたJリーグ派とイタリアリーグで生き残りをかけた競り合いを演じている安貞桓(アン・ジョンファン)は、いったん招集メンバーから外れた。

ゴールドカップの優勝で気勢が上がった米国は、イタリア・カタニアで「守備サッカー」の代名詞、イタリアと試合を行う。W杯本大会で組2位を決めれば、イタリアと準々決勝で対戦する割合が高いだけに、欧州で活動しているスチュアートとムーアなどW杯「ベスト11」を総動員して主導権争いに乗り出す。

ポルトガルはバルセロナで手強い相手、スペインとプライドをかけて対戦する。グラウンドの魔術師、フィゴをはじめとして、ルイコスタ、ヌヌゴメスなどスーパースターが総出場する予定。スペインも「ゴールデンボーイ」ラウルを含めて、エンリケ、イエロなどのベテランとモリエンテス、トリスタン、エチェべリアなどの新人が出場する予定であり、「ビッグバン」を予告している。

ポーランドも14日、オリサデベとドゥデックなどベストメンバーを総動員して、北アイルランドと評価戦を行う。ポーランドはこれに先立ち、11日にもペロと親善試合が予定されている。

もちろん「14日マッチ」は第一歩にすぎない。米国は3月11日、南米の強豪、エクアドル、3月28日は欧州の盟主、ドイツと相次いで対戦する。ポルトガルは3月、1—2回の評価戦(相手未定)に続いて、4月18日ブラジルを相手に戦力を点検し、ポーランドは日本(3月28日)、ルーマニア(4月18日)などと評価戦を行う。

韓国もフィンランド(3月21日)、トルコ(3月27日)、コスタリカ(4月20日)、中国(4月27日)、イングランド(5月21日)、フランス(5月26日)などを相手に戦力整備に乗り出す。



梁鍾久 yjongk@donga.com · 鞖克仁 bae2150@donga.com