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(12)衛星で位置を把握、新携帯電話登場

(12)衛星で位置を把握、新携帯電話登場

Posted February. 07, 2002 09:38,   

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「誰がどこにいるのかが知りたい時は、携帯電話を利用してください。」

携帯電話を持った人の位置を30メートル単位まで把握できる携帯電話精密位置確認サービスが登場し、新たな生活の革命を予告している。

携帯電話さえあれば道に迷った子供や、お年寄りがどこにいるのかを直ちに把握できる。また、見なれない場所ででも、目的地に行く方法を案内してもらえる。携帯電話を利用した位置確認サービスはこれまで基地局に依存していたため、誤差の範囲が数キロメートルで大きかったが、衛生位置確認サービス(GPS)チップが組み込まれた端末機が登場して、精密な活用ができるようになった。

▲サービス競争開始〓携帯電話精密位置確認市場が「黄金市場」として期待を集め、携帯電話会社の競争が本格化している。

「016・018」の携帯電話会社のKTFは、今月からGPS衛星で携帯端末加入者に位置を把握する「エンジェル・アイ」サービスを開始した。携帯電話GPS精密位置確認サービスは、米国のスプリントPCS、日本のKDDIに続き世界で3番目だ。主に子供や痴ほう老人などの位置確認、セキュリティー会社、物流会社、保険会社など特殊市場へのマーケティングに力を入れている。

SKテレコムは上半期中、次世代位置基盤サービス(LBS)という名で、これと似たようなサービスを開始する計画だ。携帯電話加入者の位置を詳細に把握し、これにより、道案内、生活情報、地域情報、イベント情報などを提供する予定だ。加入者がストーカーや学校暴力など緊急な状況でボタンを押せば、セキュリティー会社の警護要員が出動する「モバイル・セキュリティー・サービス」も準備中だ。SKテレコムはこのため、セキュリティー会社のエスワンと提携を結んだ。

▲どう利用するのか〓携帯電話だけで加入者の位置を正確に把握できるようになったのは、GPS衛星と位置情報を交換するGPSチップの大きさが小さくなったからだ。KTFのエンジェルアイ・サービス用の端末機は、GPS機能を統合した米国の符号分割多重接続(CDMA)チップ(MS3300)を使っている。

携帯電話精密位置確認サービスには、GPSチップを内蔵した端末機が必需品。エンジェル・アイ・サービス用の端末機は、20万ウォン台、使用料金は、基本料金1万7000ウォン、通話料は10秒当たり18ウォンだ。文字メッセジーは100回、データ通信は30分まで無料で使える。初期サービスは子どもや痴ほう老人保護用として指定された2つの番号でのみ電話をかけることができる。

テストサービス中のSKテレコムの「ネートドライブ」サービスを使えば、運転中に道案内サービスを受けることができる。専用端末機とGPSチップが搭載された車両用端末機(VMT)の価格は、それぞれ40万ウォンと30万ウォン台だ。



金泰韓 freewill@donga.com