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冬季五輪韓国選手団、快調のコンディション維持

冬季五輪韓国選手団、快調のコンディション維持

Posted February. 08, 2002 09:41,   

한국어

「メダル前線に以上はない」

第19回冬季五輪が一日後に迫ってきた中、韓国選手団は快調のコンディションを見せている。ソルトレークシティーに現地入りして4日目を迎えた韓国選手は7日にも、種目別の適応練習で汗を流した。

日程上、韓国選手団に一番先にメダルの第一報を伝えるものと予想される男子スピードスケートの期待主、イ・ギュヒョク(春川市庁)は、最上のコンディションを維持しており、コーチスタッフを満足させている。

李は去年3月カナダ・カルガリーで行われた五輪オーバルフィナーレ国際大会の男子1500mで、リウワンフ(オランダ)が保有していた世界新記録を0.36縮めた1分45秒20で優勝を手にした1500mの世界記録保有者。

ワールドカップでいつも5、6位にとどまるなど成績が振るわなかった李は、今回の冬季五輪では必ず優勝圏内に入るとの決意。7日、練習の姿を見守ったジェガル・ソンリョンコーチは「期待以上によいコンディションを見せており、望みをつなぐこともできる」と述べた。

今大会が行われる五輪オーバル氷上場は去年の世界選手権大会で何と五つの世界新記録が立てられたリンク。氷の質が優れている上、ほかの競技場よりコーナーを回る時の、傾斜が急なため、コーナーワークがいい李に有利だ。

このため92年のアルベールビル五輪で、ム・ユンマンが男子100mで銀メダルしか取れなかった韓国は、今大会で内心、李に金メダルまで期待している。

李は、12日と13日には500mに出場し、17日と20日には得意種目の1000mと1500mに出場する。今大会のスピードスケートでは、98年の長野五輪500mの優勝者、清水宏保と、ここ数年間世界トップの座を守っているジェレミ・ウォザースプーン(カナダ)が金メダル争いを演じるものとみられるが、当日のコンディションによっては、李ともう一人の有望株、チェ・ジェボン(檀国大)に金メダルを期待することも可能だ。

韓国スピードスケートの選手はこの日の午前、血液の採取と尿検査などの薬物検査を受け、午後には五輪オーバル競技場で練習を行い、夜にはマッサージを受けるなど、万全の準備を整えている。一方、パク・ビョンジュ(檀国大)らクロスカントリーの選手は、2時間ほどのフリー走法の練習でコンディションを整え、バイアスロンとアルペンスキー選手も午前と午後の練習を負傷なしにやりこなした。高地帯のコロラドスプリンスで「秘密の練習」を行っているショートトラックの選手は開幕式翌日の10日、選手村入りする予定だ。



金相洙 ssoo@donga.com