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愼承男前検察総長、旧正月連休後に召喚

Posted February. 08, 2002 09:37,   

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「李容湖(イ・ヨンホ)ゲート」を再捜査している車正一(チャ・ジョンイル)特別検事(特検)チームは7日、李容湖事件に対する検察の捜査を中止するよう圧力がかけられた疑惑で、愼承男(シン・スンナム)前検察総長を直接召喚して取り調べることを決め、取り調べ時期と方法を検討している。

特検チームの関係者は「疑惑解明という意味で愼前総長に対する取り調べの必要性があると結論をくだした。李亨澤(イ・ヒョンテク)容疑者らに対する電話の内容分析など事実関係の捜査が終わり次第、愼前総長を取り調べる方針だ」と話した。

これについて車特別検事は同日「愼前総長が召喚されれば、私が直接取り調べることになるが、取り調べ前の準備に相当時間がかかるだろう」と話し、召喚捜査が旧正月の連休後に行われることを示唆した。

特検チームは、金大中(キム・デジュン)大統領婦人の甥、李亨澤前預金保険公社専務を同日召喚し、昨年9月、愼前総長ら検察幹部らと行ったゴルフに参加した経緯、当時李容湖被告に対する取り計らいや事件のもみ消しを請託したかなどを集中的に追及した。

これと関連して、李亨澤容疑者から捜査の中止を請託されたことが明らかになった金大統領の次男、金弘業(キム・ホンオプ)氏の側近である金盛煥(キム・ソンファン、51)氏は、7日、本紙記者とのインタビューで「昨年9月当時、李亨澤氏は愼承煥(シン・スンファン)氏が李容湖氏から5000万ウォンを受け取った事実を私に教え、愼承煥氏を知っているかと聞いてきただけで、愼前総長にそのような事実を伝えてくれと頼みはしなかった」と主張した。

金盛煥氏はまた「私が金弘業氏と親しいと思って李亨澤氏が何か期待していたようだが、『自分はそんな事実は知らない』とその場で突き放した」と付言した。

特検チームは前日、押収捜索令状の発給を受けて入手した李亨澤容疑者と林雲熙(イム・ウンヒ)弁護士らの最近6ヵ月間の電話通話内容を詳しく分析し、ゴルフの集まりに参加した検察幹部らとの通話事実の有無などを詳しく調べている。

特検チームは、李容疑者に対し検察幹部らとゴルフをした経緯を調べた後、疑わしい部分が見つかり次第、該当する検察幹部を書面や召喚の形で捜査することを決めた。

一方、特検チームは一昨年李容湖被告の陳情事件に対する捜査をしていた当時ソウル地検第3次長だった林梁云(イム・ヤンウン)前光州(クァンジュ)高検次長に対する押収捜索令状の発給を受け、林容疑者が検察の捜査情報を知らせたユン某容疑者との通話の内容などを追跡している。

特検チームは旧正月連休が終わる来週末頃、李亨澤容疑者を起訴した上で中間捜査結果を発表する予定だ。



丁偉用 myzodan@donga.com · viyonz@donga.com