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首都圏高校の割り当て白紙化で大混乱

Posted February. 10, 2002 12:14,   

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京畿道(キョンギド)の水原(スウォン)、城南(ソンナム)、高陽(コヤン)、安養(アンヤン)圏(安養、果川、儀旺、軍浦)など首都圏の高校平準化地域4カ所の2002学年度新入生に対する学校割り当てを行ったコンピュータープログラムにエラーが生じ、京畿道教育庁が8日に発表した割り当て内容を全面的に取り消された。

趙成胤(チョ・ソンユン)京畿道教育監は9日、「コンピューターの割り当てプログラムにエラーが発生し、4カ所で間違った結果が出たため、発表内容を全面的に取り消し、早急に再度割り当てを行う」と述べた。

8日に発表された首都圏高校の5カ所の平準化地域の中で正常に割り当てが行われた富川(プチョン)を除く4カ所の高校新入生の学校割り当てが再度行われることになったが、父兄らが反発しており、新学期の学事日程への支障が憂慮されている。

▲エラー発生〓教育庁は①志望→抽選②近距離区域への割り当て——の2段階方式で割り当てていたが、2段階の近距離割り当てを行う過程でコンピュータープログラムに重大なエラーが生じ、優先順番の上位の志望者が下位者によって食み出されて割り当てられないケースが出た。

割り当ての結果が発表された8日午後から、生徒と父兄らから激しい抗議を受けた教育庁が真相調査に着手したところ、同日深夜にコンピュータープログラムにエラーがあったがころが分かった。

このため、1段階の過程で100%を割り当ててエラーが生じなかった富川地域を除いた地域に対しては、割り当て結果を全面的に白紙化し、再度割り当てを行うことになった。

▲エラーの原因〓志望の優先順番に沿って割り当てた1段階ではエラーは生じなかった。ところが、近距離を優先に割り当てる2段階過程で生徒たちが志望した優先順番と区域内の学校を結びつける演算作業を行う途中、エラーが発生。

A校を第5志望で志願した生徒は脱落し、第10志望で志願した生徒が割り当てられる結果が出た。

教育庁は、今回のエラーで学校を間違って割り当てられた生徒数が全対象4万6503名のうち38%に当たる1万7000名余りに上ると推算している。

▲全面やり直し〓すべての割り当てが間違ったのではないが、連続的に混乱を起こしていると判断せざるを得ない形となったため、教育庁は割り当ての全面的に再度行うことを決めた。その結果は、8日に発表された割り当て結果とは全く異なることになる。



argus@donga.com