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鉄壁守備を突破しろ!14日韓国ウルグアイ戦

鉄壁守備を突破しろ!14日韓国ウルグアイ戦

Posted February. 14, 2002 09:20,   

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「プレーメーカーは宋鍾国(ソン・ジョングク)、ツートップに金度勲(キム・ドフン)—李東国(リ・ドングク)を立てて、南米最強を誇るウルグアイの守備壁を突破する」

14日午前9時(韓国時間)、ウルグアイのモンテビデオ・センテナリオ会場で行われる韓国対ウルグアイ戦。

北中米ゴールド杯で1勝3敗1引き分け(3得点、7失点)の低調な成績に終わった韓国代表チームは、李林生(イ・イムセン、富川)、沈載源(シム・ジェウォン、フランクフルト)を補強して戦力を整えた後、南米の強豪、ウルグアイを相手に戦力を再点検する。

両チームとも主力メンバーのかなりが抜けた1.5軍。しかしウルグアイは、守備陣だけは主力メンバーが全員出場するため、極度のゴール決定力の乱調に陥っている韓国にとっては、攻撃力を再び整え、実力を試してみる絶好の機会。

ウルグアイは2002W杯南米地域予選で、20試合を通してわずか14ゴールしか許さなかった鉄壁守備を誇示し、主軸のタイス、レンボ、ソロンド、Dロドリゲスが今回の韓国との試合にそのまま投入される。

韓国代表チームのヒディンク監督は、今まで問題とされてきたゴール決定力の不足と単純な攻撃戦術から脱皮するため、プレーメーカーに宋鍾国、ツートップに金度勲、李東国を配置するカードを用意した。

とくに、中央DFとMF、右側のサイドOFを務めてきた宋鍾国をプレーメーカーに起用したのは、画期的なこと。ヒディンク監督はこれまで、李天秀(イ・チョンス)、朴智星(パク・チソン)、崔テウクなどをプレーメーカーに起用したみたが、満足できる効果を上げられなかったため、今回は体力とシューティング力にすぐれている宋鍾国をプレーメーカーに起用したという。ここに、右足の負傷による後遺症でこれといった活躍ができなかった李東国と、最近深刻なゴール決定力の乱調に陥っている金度勲も、この際、不振からの脱出をねらっている。

ウルグアイは、欧州リーグで活躍する選手の一部が抜けたものの、主力メンバー全員が出場する守備陣が強力で、攻撃陣にも最近4試合で5ゴールを入れたモラルレスをはじめ、1m96センチの長身、アブレウなど優秀なストライカーが名を連ねており、韓国としては苦しい試合が予想される。

ヒディンク監督は「ウルグアイは二回もW杯で優勝した強豪で、とくにホームに強いチームだ」として、「ゴールド杯の不振を乗り越え、今年初の海外遠征練習の最後を勝利で飾るため、総力戦を繰り広げる」と決意を語った。



stt77@donga.com