Go to contents

ブッシュ大統領、イラク攻撃を強く示唆

Posted February. 15, 2002 09:33,   

한국어

ブッシュ米大統領は13日、フセイン大統領を追い出すために、イラクに対する軍事攻撃も可能だとの立場を強く示唆した。これにより、ブッシュ大統領が一般教書演説で話した「悪の枢軸」の3カ国のうち、イランと朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)を除いたイラクへの米国の攻撃の可能性が大きくなっている。

ブッシュ大統領は同日、ムシャラフ・パキスタン大統領との首脳会談後の記者会見で、イラクに対し軍事攻撃の意向があるのかという質問に対し、「必要なら、米国民を保護するために、必要な措置を取る」とし、攻撃の可能性を排除しなかった。

これと関連し、英国のガーディアン紙は、米国防総省と中央情報局(CIA)がフセイン大統領を追い出すために、今年後半期にイラクを攻撃する準備をしていると、14日報道した。

同紙はこの日、米国をはじめとする関係国の外交筋の話として「米統合参謀本部が作成した緊急対策をもとに、イラク攻撃の青写真ができつつある」とし、クウェートからイラクに侵攻していく2万余人の兵力が、この作戦を主導する予定」と伝えた。

米フィラデルフィアインクワイアリー紙も同日、「イラク侵攻を仮定して設定された国防総省の緊急対策には、20万人の米地上軍が投入されることになっている」と報じた。

CIAの動きについて同紙は、「フセイン政権を転覆させるためのCIAの計画が、最近ブッシュ大統領に提出された」とし、「この計画には、大規模な秘密攻撃、破壊活動、情報戦、イラク南部と北部の飛行禁止区域への爆撃などが盛り込まれている」と、CIA高官らのことばを引用して報道した。ガーディアン紙もCIA筋を引用し、同じ内容を伝えた。



洪銀澤 euntack@donga.com