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「北再脱出」の劉泰俊さん、関係機関が取り調べ

「北再脱出」の劉泰俊さん、関係機関が取り調べ

Posted February. 16, 2002 11:30,   

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国家情報院、警察などで構成された関係機関合同尋問団は、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)を再脱出した劉泰俊(ユ・テジュン)さんが13日の記者会見で、関係機関の取り調べの時とは違う別の内容を発言した経緯と劉さんの実際の北朝鮮脱出経緯について精密な再確認作業に取り掛かった。合同尋問団は劉さんの南北交流協力法違反をはじめ、国家保安法違反の疑いがあるかどうかについても取り調べる予定だ。

劉さんは北朝鮮滞在期間中の昨年5月4日から、平壌(ピョンヤン)ムンスウォン招待所で妻とともに過ごしており、8月14日の記者会見の前までは平安南道(ピョンアンナムド)ピョンソン市ヤンジョン事業場に住み、妻に数回会っていることが分かった。

合同尋問団の関係者は「14日午後、ソウル瑞草(ソチョ)区にあるホテルで劉さんに会って△記者会見で北朝鮮の保衛部の刑務所を脱出したと明かした理由△軍服を着て逃亡したと話した理由△北朝鮮軍の誘いにだまされ北朝鮮入りしたと話した理由について取り調べた」と述べた。劉さんに対する取り調べは今後も続く見通しだ。

劉さんは取り調べの過程で「国民が私を犯罪者扱いするのが恥ずかしく、記者会見で多少誇張した話をした」と供述したようだ。

政府高官は「劉さんは北朝鮮の指示に従って入国した可能性もあり得るが、その可能性は低いとみている」と話している。



金影植 spear@donga.com