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製薬会社、研究開発費を大幅増額

Posted February. 17, 2002 11:39,   

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韓国の主要製薬会社は、今年、研究開発(R&D)予算を去年より大幅に増やしていることが分かった。

韓国新薬開発研究組合が16日まとめたところによると、主な製薬会社17社の今年の売上げ目標に対するR&D予算は、平均して7.5%となっている。これまで大半の製薬会社が売上げの3〜5%を研究開発費として使っていたことと比べれば大幅の増額だ。

製薬会社はこの予算の大半を現在進行中の臨床実験で使ったり、新技術の医薬品開発と施設投資に使用する予定。こうした動きは外資系製薬会社によるシェア食い込みに対応して新薬開発に励むためのものだ。

主な会社別のR&D予算をみると、韓美(ハンミ)薬品が昨年の92億ウォンから140億ウォンで52%の増額、広東(クァンドン)製薬は昨年よりも56%増やした75億ウォン、宝霊(ボリョン)製薬は48%アップの96億ウォンに上方編成した。

国内企業の中で最も多いR&D費用を投じる製薬会社は、LGCIで、今年600億ウォンを割り当てた。額は昨年と同じだが、売上げ対比R&D費用は29.9%に上り、他の製薬会社からうらやましがられている。

また第一製糖医薬部門のある関係者は「国内の製薬会社のうち、相当数は規制を避けて海外で臨床実験を推進しており、世界的な新薬開発の可能性が高まっている」と話している。

大熊(デウン)製薬は3月末決算法人で、2002年度売上げ目標を未だ確定してないが、昨年よりも30億ウォン増えた、150億ウォンをR&D費用にあてると思われる。大熊製薬は昨年9月に開設した、生命工学研究所の施設拡充などに集中的に投資する方針だ。

保健福祉部のある関係者は、製薬会社のこのようなR&D費用増額について「医薬分業によって製薬業界の売上げが大幅に伸びた影響もあるが、外資系製薬会社がこれまで国内製薬会社に預けてきた、オリジナル薬の販売権を回収するなどといった市場の変化に対応するための望ましい現象だ」と評価した。



hanscho@donga.com