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ブッシュ大統領、北東アジア歴訪始まる

Posted February. 18, 2002 09:26,   

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ブッシュ米大統領の韓中日の北東アジア3カ国歴訪が17日から始まることを受けて、政府はブッシュ大統領が韓国を離れる(21日)まで米韓首脳会談に備えた非常体制に突入した。

▲政府の首脳会談準備〓政府は韓米間の対朝鮮民主主義共和国(北朝鮮)政策に対する認識の差を埋めるため、20日に行われる首脳会談に備えて議題別に細部の対応策をまとめるなど、最終的な点検を行っている。

政府関係者によると、「ブッシュ大統領が北朝鮮に対して大量破壊兵器(WMD)放棄に伴う補償を約束するなど、前向きな姿勢を示しているものの、北朝鮮の通常兵器と人権問題を取り上げるなど懸念される内容も少なくない。首脳会談ではこのような認識の差の解消に最善をつくす」と話した。

金大中(キム・デジュン)大統領は20日の首脳会談で、WMD問題など米朝間の懸案は対話で解決すべきだという点を強調し、ブッシュ大統領は北朝鮮に大量破壊兵器と通常兵器に対する強力な警告とともに誠意ある措置を促すものとみられる。

▲ブッシュ大統領の歴訪メッセージ〓ブッシュ大統領は16日、米アラスカ州エルメンドーフ空軍基地で演説し、「北東アジア3カ国の歴訪を通じて、これらの国の指導者に対テロ戦争に臨む米国の確固たるメッセージを伝えたい」という考えを表明した。

大統領はとくに「世界には核兵器や生物化学兵器を開発して長距離ミサイルで世界の人々を脅かす国々が存在している。彼らはそのようなやり方を変えていく必要があり、我々はそうするよう引き続き圧力をかけていかなければならない」と強調した。

▲ブッシュ大統領の歴訪始まる〓ブッシュ大統領は17日午後、東京羽田空港に到着した。米大統領の公式の日本訪問は戦後6番目で、98年11月のクリントン前大統領の来日以降3年3ヵ月ぶり。

ブッシュ大統領と小泉首相は18日午前に首脳会談を開き、日本経済の回復方法やテロ撲滅に向けた日米同盟強化、北朝鮮のWMD拡散を含む朝鮮半島問題などを集中的に話し合うとみられる。



李英伊 yes202@donga.com