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ブッシュ米大統領、今日初めての来韓

Posted February. 19, 2002 09:24,   

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ブッシュ米大統領は、韓国で、「北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)側が希望する時間と場所で、条件をつけずに対話に応じる」という方針を明らかにするものとみられる。

韓国政府は20日の韓米首脳会談で、北朝鮮の通常兵器の脅威の解消に向けて、両国が協調していくという立場を伝える方針だ。ブッシュ大統領は19日午後、京畿道城南市(キョンギド、ソンナムシ)のソウル空港に到着、3日間にわたる初の訪韓日程を開始する。

▲会談議題の詰めの作業〓政府高官は18日、「在韓米軍を置くだけに、米国が北朝鮮の通常戦力に関心をもつのは当然であり、今後韓米はともに通常兵力問題を話し合う」とし「通常兵力問題の話し合いでは、韓国側が核心的な役割を果たす」と述べた。

国防部関係者によると、国防部と在韓米軍はすでに、対北軍事信頼構築措置(CBM)づくりについての共同研究を進めていてる。

また、大統領府高官は「韓米の間で、首脳会談と関連した事前調整はすべて終わった」とし「ブッシュ大統領は、訪韓中に北朝鮮に対して『希望する場所と時間を提示すれば、条件をつけずに対話に応じる』というメッセージを明らかにするだろう」と伝えた。

さらに「米国側が、次世代戦闘機(FX)問題を切り出すと考えるか」という質問に対し「FX事業は公式議題に含まれていないが、どの国の大統領であれ『セールス外交』をするのは当然ではないか」と述べ、米国側がF15戦闘機の買い入れを間接的に要求してくる可能性を排除しなかった。

▲北朝鮮が米軍の撤退を主張〓北朝鮮の国営中央放送は同日、「韓半島に形成された戦争の危険性を根本から取り除くには、在韓米軍が一日も早く撤収しなければならない」とし、米国の「北朝鮮の通常兵力の撤退」要求に反ばくした。

中央放送は「ブッシュ政権発足以来、米国の対北孤立圧殺作戦が日増しに強まり、韓半島の戦争の危険性が高まっている」とし「米国が口にする南侵脅威論は、北侵戦争論の裏返しだ」と強調した。



ysmo@donga.com