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韓国スキージャンプが8位「小さな奇跡」

韓国スキージャンプが8位「小さな奇跡」

Posted February. 20, 2002 09:27,   

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韓国スキージャンプチームが「小さな奇跡」を生んだ。19日ユタ・オリンピックパークで開かれた第19回ソルトレーク・シティー冬期五輪のスキージャンプ「K−120」団体戦。

韓国チームの最後の出場選手となったカン・チルグ(18・茂朱雪川高)が時速94.1キロメートルのスピードで宙を飛んだ。一羽の「鳥の人間」がオリンピックパークの青空を横切って軽々とスロープに着地、韓国選手の中で最長の122メートルの記録を更新した。カン選手は信じられないような顔で両手を高々と持ち上げて喜び、仲間たちも彼の記録更新を祝ってくれた。距離点数で63.6点を獲得したカンは姿勢点数でも54点を獲得、2本目だけでなんと117.6点をもらった。

4人の1、2本の点数をあわせた総合点数で、801.6点を獲得した韓国チームは、今大会スキージャンプ二冠王で最高のスター、シモン・アンマンの主導するスイス(818.3点)に次いで8位に輝いた。

98年長野大会で初めてスキージャンプに出場した韓国は、出場13チームの中で最下位にとどまったが、今大会では13チームのうち、ノルウェー、フランス、アメリカなどを追い抜いて堂々と8位。アルパイン・スキーを含めて史上最高の成績を収めた。韓国のスキージャンプは選手が全部で7人に過ぎないほど、練習環境の劣悪な種目といわれる。

チェ・ドングク監督は「金メダルを取ったくらいに嬉しい」と感激の様子で、チェ・フンチォルをはじめとするキム・ヒョンギ、チェ・ヨンジク(韓国体育大学)、カン・チルグも「嬉しい。次回はぜひメダルを獲得する自信がある」と喜んだ。この試合ではドイツが合計974.1点でフィンランドを0.1点差で引き離して優勝した。

関心の的となったフィギュアスケート・アイスダンスでは、フランスのマリナ・アニシナ、グウェンダル・ペーゼラ組がロシアの5連覇を阻止して金メダルを獲得し、初出場だった韓国のイ・チョングン、ヤン・テファ組は24位となった。

フリースタイル・スキー女子エアリアルでは、オーストラリアのアリサ・キャンプリンが首位となり、ショートトラックのスティーブン・ブレドバリーに次いで二番目の金メダルをオーストラリアにもたらした。21日から順順決勝が行われるアイス・ホッケーは、スウェーデン(C組1位)−ベラルーシ(D組4位)、アメリカ(D組1位)−ドイツ(C組4位)、フィンランド(D組2位)−カナダ(C組3位)、チェコ(C組2位)−ロシア(D組3位)が対戦する。



ssoo@donga.com