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ハンナラ党議員「金大中政権は金正日政権の紅衛兵」

ハンナラ党議員「金大中政権は金正日政権の紅衛兵」

Posted February. 20, 2002 09:27,   

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国会は19日、野党ハンナラ党と自民連の議員だけが出席して本会議を開き、統一外交安保分野の対政府質問を行った。

ハンナラ党の朴承國(パク・スングク)議員は、「現政権の下で行われた朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)に対する支援の額は金剛山(クムガンサン)観光費を含めて、11億600万ドル(約1兆5000億ウォン)にのぼる。にもかかわらず、(現政権は)北朝鮮に振り回されるばかりで『金大中(キム・デジュン)政権は、金正日(キム・ジョンイル)政権の紅衛兵』という言葉まで出ている」と述べた。

また同党の玄勝一(ヒョン・スンイル)議員は、「2000年6月の南北首脳会談以降、政府が自主的な立場を失ったまま、北朝鮮の体制宣伝に利用されている」とし、「金大統領は韓米安保同盟にヒビをもたらし、北朝鮮の外貨稼ぎと体制強化に悪用されている太陽政策にこれ以上こだわる理由がない」と主張した。

玄議員はまたある月刊誌の報道を引用し、「小中高校の統一教材として使用される目的で作られた全国教職員労働組合(全教組)の『民族を生かす統一』という本には、北朝鮮に対する好意的な理解と米国への敵対感情をさらに助長する内容がたくさん盛り込まれている」とし、政府の対応を問いただした。

また、「この本には『韓国戦争において、南侵なのか北侵なのかは重要でない。戦争の結果、韓民族が焦土化し、米国と日本だけが豊かになった事実が重要だ』と書いてある」とし、「幼い生徒にこのような親共産主義的な統一教育をさせるのが太陽政策の意図と一致しているのか」と追及した。

これらの発言について、与党民主党の李洛淵(イ・ナクヨン)スポークスマンは、「朴議員の『紅衛兵』発言は朴議員の国家観を疑わせるもう言だ」とした上で、「朴議員の発言を国会の速記録から削除し、国会倫理委員会(倫理委)に朴議員に対する懲戒を要求する考えだ」と述べた。

民主党は同日、同党の宋錫贊(ソン・ソクチャン)議員の対政府質問(18日)を阻止したハンナラ党指導部に公式謝罪を求めて、本会議に出席しなかった。また、宋議員の発言を阻止したハンナラ党の李揆澤(イ・ギュテク)、金武星(キム・ムソン)、尹斗煥(ユン・ドゥファン)議員を公務執行妨害などの疑いで告発し、李揆澤議員に対する懲戒案を倫理委に提出した。



yongari@donga.com · issong@donga.com