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「小泉首相が改革対象だ」田中前外相国会証言

「小泉首相が改革対象だ」田中前外相国会証言

Posted February. 21, 2002 09:18,   

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日本の田中真紀子前外相の「口」は健在だった。

田中前外相は20日午前、約1時間、衆議院予算委員会に「参考人」として出席し、自分を更迭した小泉純一郎首相を強く批判し、総理官邸の人事への介入と外務省官僚とのあつれきなどを明らかにし、首相と全面対決をするような姿勢を見せた。

この日の証言は、もともと先月東京で開かれたアフガニスタン再建国際会議に日本の特定の非政府機構(NGO)などの参加を禁止したのは、田中前外相とかたき同志の鈴木宗男議員が介入したためかをただすためのものだった。予算委はNHKを通じて全国に中継された。

田中前外相は「私を更迭した小泉首相の判断は間違っていた」と語った。また、「外務官僚とのあつれきが更迭の理由なら、官僚をまず問責すべきだった」と主張した。

さらに「首相の構造改革の主張は、表から見れば新鮮なもののように見えるが、自分のことばに拘束され、自らが『抵抗勢力』になっている」と主張した。小泉首相は「所信をもって能力を発揮してほしい」と言っておいて、いざ外務省の肩入れをする側近を排除してほしいと要求すると、「聞かなかったことにする」とし、無視されたと主張した。田中前外相はまた、「私のスカートを踏んでいる人は首相だという気がした」とも述べた。

田中外相は昨年夏、外務次官人事の際「首相の政務秘書官が私の執務室に入り、予想とは違う人を事務次官として取り上げた」とし、「総理の政務秘書官がそのように偉い人なのか。総理官邸に別の外相がいると思った」とも皮肉った。

また後任の川口順子外相に対しても「あの人は、官僚が書いたものをそのまま読むだけだ」と攻撃した。

田中前外相はまた、ブッシュ米大統領の訪日歓迎会(18日)の招待状は「もらっていない」と再度強調し、「送った」と主張した福田康夫官房長官に対しては「官房長官の特技は錯覚だ」と語った。



ksshim@donga.com