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都羅山駅付近で北朝鮮兵士1人亡命

Posted February. 21, 2002 09:17,   

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ブッシュ米大統領が非武装地帯(DMZ)付近の京義線(キョンイソン)都羅山(トラサン)駅を訪問する10数時間前の19日夜、小銃などで武装した北朝鮮軍兵士1人が西部戦線で亡命、韓国軍当局が亡命経緯を調査している。

国防部は20日「北朝鮮軍のチュ・ソンイル上級兵士(22、韓国軍の兵長に当る)が19日午後11時18分頃、京義線韓国側最北端駅の都羅山駅付近の京畿道坡州市(キョンギド・パジュシ)チャンダン面都羅山里に亡命し、関係当局が合同尋問中だ」と発表した。

国防部によると、北朝鮮兵士は人民軍防寒服の姿でAK小銃2丁と弾倉5個を携帯して、都羅山駅南西側1.2キロのDMZを越えて亡命してきた。

この兵士はDMZに入ってから、亡命を知らせるために、空に向けて7回撃った。

韓米両国大統領の訪問を控えて、非常警戒中だった韓国軍兵士が銃声を聞いて赤外線映像装置(TOD)で確認し、安全に誘導したという。

北朝鮮兵士は「ブッシュ大統領が韓国に来たという話は聞いたが、都羅山駅を訪問する日程は知らなかった」と話している。

軍当局は、韓米両国大統領の都羅山駅訪問と、ブッシュ大統領の米軍最前線部隊訪問に伴う警護問題などを考慮し、北朝鮮兵士の亡命事実を20日午後に公表した。



成東基 esprit@donga.com