国会は21日本会議を開き、社会文化分野の対政府質問を行う予定だったが、野党ハンナラ党の議員が与党民主党の宋錫贊(ソン・ソクチャン)議員の発言を阻止したことに関連して、民主党がハンナラ党の謝罪を要求するなど与野党が対立した結果、4日連続で審議が中断された。
李萬燮(イ・マンソプ)国会議長は同日午前本会議を開いた直後、「テロ防止法、選挙法、中央選挙管理委員の推薦法案など2月中に臨時国会で処理しなければならない法案が山積しているだけに、与野党は1日にも早く国会正常化のための方策を模索してほしい」と述べ、すぐ散会を宣布した。
民主党の李相洙(イ・サンス)院内総務は、発言阻止についてハンナラ党が公式に謝罪することを重ねて求めた。しかし、ハンナラ党の李在五(イ・ジェオ)院内総務は謝罪要求を拒否したまま、民主党が国会に出席しないと、本会議を単独で強行し他の国会日程には参加しないと表明したため、国会の非正常な状態は長期化する可能性もある。
鄭然旭 jyw11@donga.com