今春は平年に比べて黄砂が頻繁にみられ、降水量が少ないため日照りが激しいものと予想される。
気象庁は22日「春の季節予報」を発表した。それによると、今春は移動性高気圧の影響で降水量が平年(190〜513ミリ)より少なく、昨年に続き春の日照りが続くものとみられる。農村地域は水の不足に備えなければならないだろうという。
また、中国内陸地方で高温乾燥の天気が続き、平年3.3日おきに発生している黄砂が、さらに頻繁に現れるものと予想される。
3月は、気温が平年(6〜14度)と同じか、やや高く、4〜5月には気圧の谷の影響で南部地方に1〜2回にわたって多くの雨が降るが、中部地方は降水量が少なく乾燥した日が多いものと見込まれる。
気象庁の関係者は「気温は全般的に平年より多少高いが、5月には東アジアから押し寄せる気圧の谷の影響で、一時的な寒さが現れるなど、気温の変化が大きいはずだ」としている。
李浩甲 gdt@donga.com