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小学生の兄弟、毒物飲んで死亡

Posted February. 23, 2002 10:58,   

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小学生の兄弟が毒物の青酸塩を飲んで死亡したことで、警察が他殺の可能性について捜査している。

京幾道(キョンギド)高陽(コヤン)警察署が22日発表したところによると、20日午後4時50分ごろ、高陽市ドクヤン区花井(ファジョン)地区にあるAアパートに住む李某氏(40、ベンチャー会社代表)自宅の一室で、11歳(小学4年)と8歳(小学1年)になる2人の息子が口から血を流して死亡しているのを、外出から帰った母親の金某氏(39)が発見した。

母親の金氏は警察で「勉強もよくできて明るい子どもたちが自殺する理由がなく、うらまれるようなこともなかった。帰宅する直前にも電話で話した」と話している。

検死解剖の結果、子どもたちの胃の中から青酸塩が検出されたうえ、現場から空になったプラスチック製の薬ビンと口腔清潔剤などが発見されたことなどから、警察はこれらを飲んで死亡したものとみて、捜査を進めている。

警察は、青酸塩が貴金属の細工に用いられる猛毒性の化学薬品であるうえ、市中では手に入り難いことから、誰かが李氏一家を殺害する目的で薬ビンなどに密かに入れておいた可能性もあるものとみている。



argus@donga.com