財界が宣言「金のかからない選挙にすべきだ」

代表的な民間経済団体の全国経済人連合会（全経連）は２２日、今年の大統領選挙と地方自治体選挙の２大選挙で、不透明な政治資金は提供しないと公式に宣言した。

全経連は２２日、金ガク中（キム・ガクジュン）会長ら２６１人が出席して、ソウル汝矣島（ヨイド）の全経連会館で開いた第４１回定期総会で「法律に違反する」不透明な政治資金は提供しないという決議文を全会一致で採択した。

陳稔（チン・ニョム）副首相兼財政経済部長官は、祝辞で「(政府も)韓国の企業が政界の不当な政治資金の要求から解放され、企業本来の業務に専念できるよう支援する」とし、「この宣言は的をえた内容だ」と語った。

全経連は「企業家の自主実践決議事項」と「各界に望む事項」で構成された「企業家の決議」を通じ、利益集団の無理な要求と政界の無責任な人気取りのための選挙公約の自粛を求め、「金のかからない選挙文化」を定着させなければならないと求めた。

この日の総会では、金カク中会長をはじめ、孫吉丞（ソン・ギルスン）ＳＫ会長、趙錫來（チョ・ソクレ）、曉星（ヒョソン）会長ら全経連「会長団」と朴容晟（パク・ヨンソン）大韓商工会議所会長、金在哲（キム・ジェチョル）韓国貿易協会会長、金榮洙（キム・ヨンス）中小企業協同組合中央会会長、趙南弘（チョ・ナムホン）韓国経営者総協会常任副会長など主な経済団体長が出席した。

崔永海 parkwj@donga.com · 朴元在 yhchoi65@donga.com