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「問われた審判の資質…選手はよくがんばった」ショートトラックの全明奎監督

「問われた審判の資質…選手はよくがんばった」ショートトラックの全明奎監督

Posted February. 26, 2002 13:52,   

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「Are you crazy?(お前狂ってるんじゃないか)」

激憤を抑えきれない余り、組み合わせ抽選場で偏頗的な判定を下した豪州のジェイムズ・ヒューイッシュ審判を激しく責め立て、またもや話題となったショートトラック韓国代表チームの全明奎(チョン・ミョンギュ)監督(39・三星火災)。87年から代表チームのコーチングスタッフを勤め、15年間あらゆる苦労を経てショートトラックと共に歩んできた彼だったが、「今回のオリンピックはどの大会よりも精神的に辛かった」と話す。

しかしショートトラックが正式種目に採択された92年アルベールビル五輪から計11個の金メダルを韓国にもたらした彼は「多くの紆余曲折の末期待以上の成果を得た」と自評した。

—今回の大会を総評するならば。

「選手たちがとてもよくがんばった。特に女子選手たちにとっては本当にハードなスポーツだが、みなよく耐えてぬいてくれてありがたい。最も心残りな点は、男子リレーが予選落ちしたことだ。男子リレーは韓国が世界ランキング1位で、今大会でも最も金メダルが確実だと思っていた。ショートトラックの最後のフィナーレを飾り、選手たちが格好よく国旗を振りかざしてウィニングランできたはずなのに」

—審判問題でずっと騒がしかったが。

「前にも話したが、審判の資質が選手たちの高いレベルについていけないのが最大の問題だ。思い出したくもない記憶だ。早く忘れるのが上策だ」

—他の国の実力はどうだったか。

「中国がやはり強かった。当分韓国チームと中国チームが激しい競争を展開するだろう。選手層が厚いカナダも手ごわい。カナダには男子500m金メダリストのマーク・ガニョン並みの選手がざらにいる。米国もかなり成長した」

—韓国チームが世界のトップを守るために補完すべき点は。

「ショートトラック専用リンクを作るのが最も急がれる。またショートラック人口の裾野を広げていくべきだ。現在国内のショートトラック選手は中学生以上を合わせてもせいぜい100人だ。各学校でチーム育成を活性化させるべきだと考える」

—今後の日程は。

「3月末からチーム世界選手権と世界選手権大会が相次いで開かれる。帰国したら休息を取った後、同大会に備えるつもりだ」



ssoo@donga.com