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IMT-2000を体験する

Posted February. 27, 2002 11:46,   

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画像で通話ができる次世代移動体通信(IMT−2000)端末、PCモニターほ

ど精巧になった携帯電話の液晶画面、いつでもどこでもインターネットができる

個人携帯端末(PDA)。

国内最大の移動体通信の国際展示会である「エキスポコム・コリア2002」が

26日、ソウル江南区三城洞(カンナムク・サムソンドン)のCOEXで開かれ、

先端情報技術(IT)関連製品とサービスが一斉に公開された。

特に、今回の展示会には、W杯に合わせて本格的に登場する第3世代携帯電話で

あるIMT−2000のサービスと装備が数多く公開され、観覧客の注目を集め

た。10カ国から130社余りが参加した今回の展示会の目玉は先端機能の携帯

電話。

三星(サムスン)電子とLG電子は非対称デジタル加入者線(ADSL)より速

い2.4Mbpsの速度で無線インターネットができるIMT−2000(CD

MA20001XEV−DO)用の端末を紹介した。

三星電子はカメラを組み込むことで、相手の顔を見て話ができる画像電話端末を

出品した。記者が現場で、端末の中に保存しておいた動画を立ち上げてみると、

スムーズに再生される。

EV−DO方式の端末をノート型パソコンにつなげれば、ADSLより速い速度

でインターネットを利用できる。

LG電子は実際に通話できるEV−DO方式のIMT−2000の端末を出品し

た。組み込まれた11万画素タイプのデジタルカメラで写真を撮って保存すると、

携帯電話の背景画面になった。注文型ビデオ(VOD)のダウンロードの速度は

平均400500Kbpsのレベル。携帯電話のふたを360度回すことがで

き、VOD映像をステレオで鑑賞できる機能の独特だった。

携帯電話メーカーのSKテレコムは同日、ソウルで商用化されたEV−DO方式

のIMT−2000サービスを利用した多様な無線インターネットサービスを公

開した。 携帯電話で映画や音楽の鑑賞はもちろん、オンラインゲームまででき、

交通情報を確認することもできる。 EV−DO方式の端末は相手の顔が見られる

が、まだ、音声通話を同時に実現することはできない。

車両用の端末を携帯電話とつなげて走行経路を案内してもらう「ネイトドライブ」

サービスも人気を集めた。

KTFは、端末でプログラムを転送してもらって稼動する「マルチパック」方式

の多様な無線インターネットコンテンツサービスを公開し、KTはPDAを活用

した無線ランの試験サービスを行った。

このほか、三星電子の無線ランPDA「ネッシオ」、クアルコムの衛生位値確認

システム(GPS)などが注目を集め、内外企業のアンテナと中継器製品も展示

された。情報通信部主催で開かれる今回の展示会は来月1日まで続く。



freewill@donga.com