検察は、スト中の鉄道、発電など2つの公共部門組合執行部と組合員がデモを行っ
ている、ソウル中区明洞(チュング・ミョンドン)にあるカトリック聖堂とソウ
ル大学、建国(コングク)大学に警察を投入する問題を検討していることを26
日、明らかにした。
検察関係者は「労使交渉の進展状況を見極めながら、公権力を投入して逮捕令状
が出されている労組指導部を逮捕し、組合員を解散させるかどうかを決める」と
話した。
検察は特に、発電部門組合のストが5日以上続く場合、電力供給が制限されるた
め、ストが3月1日までに続けば公権力投入が避けられないとみている。
検察はまた、ソウル大学などデモ現場で組合員と学生が火炎瓶や鉄パイプなどを
多量保有しているとの情報を入手しており、押収捜査令状が発給され次第、火炎
瓶を押収する方針だ。
26日までに、鉄道組合27名、発電組合49名、ガス組合20名余りなどで延
べ100名前後の組合人が、業務妨害などの疑いで会社側から告発されている。
gun43@donga.com