産業生産が15カ月ぶりに2ケタ伸び率をみせるなど、生産出荷消費など大半の
実物経済指標は早いスピードで好転している。
統計庁が27日発表した「1月中産業活動動向」によれば、生産は昨年1月に比
べ10.2%増えて2000年10月(11.7%)以降最も高い伸び率を見せ
た。
生産は昨年10月マイナス1.4%(前年同期比)から11月5.0%に増加傾
向に転じ、12月3.3%と続きて3カ月目の上向き傾向だ。出荷は昨年1月よ
りも13.6%も増えて2000年9月(15.3%)以降最も高い伸び率をみ
せ、消費指標である卸し・小売り販売も7.3%アップした。
製造業の平均稼働率は前月の71.8%から76.4%と高くなり、在庫率は半
導体、自動車などの在庫が減って先月79.4%から72.2%に落ちている。
現在の景気を表同行指数、循環変動値は昨年11月(98.9)までに3カ月
間の上向きだったが、12月現代(ヒョンデ)車のストで98.2に減少、1月
には99.2に再び1.0ポイント増加した。
金民卿(キム・ミンギョン)統計庁経済統計局長は「正月連休が1月にあった昨
年に比べ操業日数が2、3日増えた要因を勘案しても生産出荷消費投資など全て
が上向いている」と述べて「2月に操業日数が減って一時的な下火はあり得るが、
このような流れが2‾3カ月間続けば景気が本格的に回復するとみられる」と語っ
た。
朴重鍱 sanjuck@donga.com