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東洋、感激の初優勝 プロバスケット

Posted March. 04, 2002 10:27,   

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東洋(トンヤン)オリオンズが創設6シーズン目にして初めてプロバスケットボール、レギュラーリーグの頂上に立った。

東洋は3日、全州(チョンジュ)室内体育館で行われた2001〜2002エニコール杯プロバスケットボール、KCCイージス戦でチョン・ヒチョル(18点)とキム・ビョンチョル(16点)コンビの活躍に支えられ、延長戦を繰り広げた末、81対75で勝利し、1位の座を占めた。

先日の試合で、2位のSKナイツがSBSスターズに敗れたため、「マジックナンバー1」と絞られた東洋がレギュラーリーグで1位を獲得する方法は二つだった。同日の勝敗と関係なくSKナイツが敗れる場合、自ずと1位を取り付けることができたもの。しかし、東洋は同日の勝利で漁夫の利ではなく自力で優勝を手にしたことで敵地ではあったがさらなる感激を味わった。

優勝を目標にしていた東洋はさわやかなスタートを切った。前日三星(サムスン)サンダーズ戦で敗色が濃かった試合を勝利で飾った上、気力が衰えたKCCを迎え、主戦が揃って得点を挙げながら第1クォーターを22対17でリードした。第4クォーターに入り、2分39秒を残して68対68の同点を許したヤマバを迎えたが、両チームどちらも何回かの攻撃チャンスを逃したため、試合は延長戦まで持ち込まれた。

しかし、延長戦に入ってから一進一退の攻防を繰り返していた東洋は終了1分を残して、キム・スンヒョン(13点、8アシスト)の3点シュートで78対73で水をあけ、約2時間の死闘に終止符を打った。

10連勝を記録し、前身の現代(ヒョンデ)ガリバースとSKナイツが立てたプロバスケットボール最多連勝記録(11連勝)に向け1勝を残していたKCCイージスは、同日の敗北で惜しくも連勝行進を終えた。

5連敗を記録していたSKナイツも、モービス・オートモンスと延長線まで持ち込まれる接戦の末、85対81で勝利し、連敗の鎖を切った。

また、昌原(チャンウォン)で行われた試合では、LGセイカーズが久しぶりの爆発的な攻撃力を生かし、SBSを111対87で抑えたことで、残りの試合結果とは関係なくベスト6入りのプレーオフ進出を確定した。LGはマイクル・マドックス(25点)とカール・ボイド(24点)が攻撃をリードする中、5人の主戦全員が二桁の得点を挙げ爆発的な攻撃力がよみがえる兆しを見せた。

コーチングスタッフがコートに復帰したコリアテンダー・プルミはSKビックスに86対85で勝利し、三宝(サムボ)エクサーズは三星サンダーズを相手に80対69で勝利し、73日ぶりに劇的な最下位からの脱出に成功した



金尙浩 hyangsan@donga.com · 金鍾錫 kjs0123@donga.com