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水不足で首都圏と釜山の水質悪化

Posted March. 05, 2002 09:41,   

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八堂湖(パルダンホ)と洛東江(ナクドンガン)など主な上水源の水質が相次ぐ水不足の影響で悪化していることが分かった。

環境部が4日まとめたところによると、「首都圏の水源」である八堂湖の今年1月中の生物化学的酸素要求量(BOD)は1.1ppmで、前年同期(0.9ppm)に比べて高く、1級水の基準(1.0ppm)を超えている。

八堂湖下流の漢江は、岩寺(アムサ)、蚕室(チャムシル)、鷺梁津(ノリャンジン)などでの水質がすべて昨年より悪化しているが、これは冬季の水不足によってダムの放流量が大きく減ったためと分析されている。

韓半島南部の洛東江の場合、上流の安東(アンドン)の水質は、BOD0.8ppmで、1級水を維持しているが、中流の高霊(コリョン)では3.2ppm、下流の亀浦(グポ)では、4.7ppmで、前年同期の3.0ppmと2.4ppmより悪化している。

とりわけ、亀浦など洛東江下流の水質が3級水へ悪化したのは、安東(アンドン)ダムなど4つのダムの放流量が前年比40%まで減少し、河川の自浄能力が大きく落ちたためとみられる。

これに対して、中部の錦江(クムガン)の場合、大清湖(デチョンホ)のBODは、1.0ppmで、昨年の1.2ppmより若干改善されており、栄山江(ヨンサンガン)ジュアム湖は0.7ppmで昨年と変っていない。



shchung@donga.com